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Cloud Digital Leader メモ

Cloud Digital Leader メモ

前回の記事が何故か好評でした。

Cloud Digital Leader は、Google Cloudのサービスや機能について学ぶことができるので、
クラウド コンピューティングの基礎に関する知識証明に繋がるのでぜひ取得しましょう。

試験対策として、以下の問題集がおすすめです。
GCP:Google Cloud Digital Leader模擬試験問題集(6回分320問)

通称CDLの模擬問題集です。
内容は掲載できないので、感想を載せます。
興味があれば、ぜひ購入しましょう。

問題は横文字が多いので、自分の用語集(解答方法を簡潔にまとめたもの)
を用意するとよいでしょう。

演習テスト1:模擬試験①

問題1:
サービスレベル目標(SLO)についての問題。
SLOを達成するには品質を上げたり、顧客満足が必要。
顧客満足達成の「新機能をリリースするスピードを速める」が正解。

問題2:
CloudSQLの問題。
CloudSQLはその名の通り、SQLを実行するためのサービス。
「BigQueryによるクエリ分析の実施」が正解。

問題3:
SRE のベストプラクティスについての問題。
一気にリリース(ロールアウト)はしない。徐々にリリースする。
「最初は新機能を一部の顧客でテストしてから、本番環境に移行する。」が正解。

問題4:
オンプレミス環境(自社サーバ)からクラウド移行のセキュリティに関する問題。
データ侵害、データ流出に備えるためにインシデント計画を作成する必要がある。
「影響を軽減するためのインシデント計画を作成する。」が正解。

問題5:
オンプレミス環境(自社サーバ)からクラウド移行の総所有コスト(TCO)に関する問題。
オンプレミス環境は資本支出。クラウド環境は運用支出。
「資本支出を運用支出に変更できる。」が正解。

問題6:
SLA(サービスレベル契約)の問題。
要するにサービス提供者とユーザ間の契約。つまり、顧客満足なので。
「稼働率」が正解。

問題7:
問い合わせ対応時間延長の問題。
顧客満足を考える。つまり品質なので。
「ユーザーに対して常時安定的なサービスを提供できる。」が正解。

問題8:
データ収集についての問題
ここで問われることは、リアルタイム性とクラウドを活用しているかどうかである。
「ユーザーの身体データをリアルタイムで送信するIOTデバイスを装着してもらう。」が正解。

問題9:
誤ったラベル付けデータは予測モデルにどう影響を与えるかの問題。
単純に正解率が下がる。が正答。
「予測結果の正確性のスコアを減らす」が正解。

問題10:
クラウド移行でデータを保存するメリットについての問題。
ここで勘違いしやすいのが俊敏性。今回は保存について問われているので。
「ほぼ無制限にデータを保存できる」が正解。

問題11:
バグ報告に関しての対応についての問題
SREのベストプラクティスに基づくと、ドキュメント化が正答。
「バグの原因と解決方法をドキュメント化して、共有する」が正解。

問題12:
ダウンタイム(サービス停止時間)を減らす問題
コンテナ化してアプリケーションを区分けするのが正答。
「コンテナ」が正解。

問題13:
最小権限のアクセスについての問題
最小権限はアクセスできるかできないかぐらいなので、
「ユーザーが必要なクラウドリソースのみにアクセスできる」が正解。

問題14:
セキュリティインシデント(セキュリティ上の脅威)の問題
不審なメールアドレスという文章がほぼ答え。
「フィッシング」が正解。

問題15:
App Engineを使うメリットに関する問題。
App EngineとはWebアプリ開発用サービス。
アプリの動作分析、バージョン管理が可能。
「アプリケーションの診断、修正を迅速にできる」と
「特定のユーザーに異なるバージョンのアプリケーションを提供できる」が正解。

問題16:
保存データの安全性に関する問題。
GoogleCloudにデータを保存すると暗号化されるのがポイント。
「デフォルトでデータが自動的に暗号化される」が正解。

問題17:
異なる形式の大量のデータ保存に関する問題。
データレイクはデータを大量保存できる倉庫(リポジトリ)だと思えば解ける。
「データレイク」が正解。

問題18:
オンプレミス(自社運用型)のスケーリングの欠点についての問題。
スケーリングは拡張なので、調達時間と費用がかかります。
「オンプレミス環境ではスケーリングを実施するのに調達時間と費用がかかる。」が正解。

問題19:
クラウド移行の利点についての問題。
物理インフラ、インフラストラクチャは要するに自社サーバがあるかどうかです。
「物理インフラを管理する必要がない。」が正解。

問題20:
GKEの利用メリットについての問題。
Google Kubernetes Engine(GKE)(グーグル、クバーネティス、エンジン)
とは、アプリをコンテナごとに別々に管理するためのものだと思ってください。
そうすると、サービス更新の際にすべてのサービスを停止しなくて済みます。

「アプリケーションを変更する際にダウンタイムが発生しない。」が正解。

問題21:
GKEの利用メリットについての問題。
まずクラウドは、デプロイの迅速化とセキュリティ向上を目標としています。
デプロイとは、システムを実際に稼働できる状態にする事ですね。
最終的に、利用者のサービス品質向上が目的です。

簡単に言うと「時間と費用を抑えて開発しましょう」ということです。
「アプリケーションの迅速なデプロイとテストが可能である」が正解。

問題22:
クラウド費用管理についての問題。
クラウドは運用支出型です。そして、定額課金ではなく従量課金です。
サービス利用量(リソース)に応じて金額が発生します。
「クラウドリソースの費用は使用状況によって異なるため、頻繁に確認する。」

問題23:
データ分析に関する問題。
「インサイト」分かりにくい横文字です。要するに「利用状況」が見れるということです。
アクセス解析みたいなものだと思ってください。大量の構造化(数値)データを扱いたいということは。
「データウェアハウス」が正解です。

問題24:
業務解析についての問題。
LookerとはExcelみたいなものだと思ってください。なので分析と可視化ができます。
「業務データの高度な分析」が正解です。

問題25:
仮想マシンについての問題。
VMware EngineはVMware(仮想マシン環境)の移行をスムーズに行うものだと思ってください。
「VMware vSphere環境をGoogle Cloudの仮想マシン上に再構築できる。」

問題26:
Cloud Spannerを利用したデータ管理の問題。
Cloud Spanner(クラウドスパナ)は航空の座席予約などにも利用される負荷分散DBです。
なので、リアルタイム共有という選択肢が正答です。
「リアルタイムに各オフィスがあるリージョン間でデータを複製して、共有することができる。」が正解。

問題27:
App Engineを使用する利点の問題。
App Engineはアプリをクラウドで動かすためのものです。
ここで、選択肢が非常に間違いやすくなっています。

正答は「開発環境の管理をマネージド型でGoogleに依頼できる」となっていますが、
Googleの社員に依頼する事ではないです。

「App Engine利用により、開発管理はGoogleの自動サービスに任せられる」ということです。
つまり、「Googleに依頼する」というより「Googleのサービスで提供している」ということですね。

問題28:
クラウド移行の利点についての問題。
利点は、【デプロイの迅速化とセキュリティ向上】ですね。
「アプリケーションの更新とデプロイを短縮する。」が正解。

問題29:
罰金支払いの問題。

「クラウドベンダー」とは「組織」です。
「エンドカスタマー」とは「顧客」です。
「ステートメント」とは「アグリーメント」と変わらないです。要は「国際契約ルール」。

「SLA」が正解ですが、「SLA」と「SLO」って良く間違いやすいです。
「サービスレベルアグリーメント(SLA)」は「契約」
「サービスレベル目標(SLO)」は「SLA内の目標」

問題30:
ロギングについての問題。
ロギングとは「記録に残す」ことです。
で何を残すのかというと、正常動作しているかどうかですね。
「アプリケーションとオペレーティングシステムのイベントをテキストとして記録する」が正解です。

問題31:
リアルタイムアクセスの問題。
まず、リアルタイムアクセスを実現するには、APIが必要です。
APIとはアプリをクラウドと連携させるためのものです。
つまり、APIを利用することで、天気予報などのリアルタイムデータを別のアプリで利用できます。
「アプリケーションプログラミングインターフェース(API)」が正解。

問題32:
レビュー分類分析の問題。
Natural Language Processingは文章の解析。
Cloud Vision APIは文字認識。
Recommendations AIは購買調査。
Cloud Natural Language APIは文章から感情分析。

「Cloud Natural Language API」が正解。

問題33:
ロードバランサーの問題
SSLオフロードはWebのセキュリティ化みたいなもの
ロードバランサーは負荷分散みたいなもの
「SSLプロキシロードバランサー」が正解。

問題34:
マルチクラウド環境のデプロイ問題
Anthos(アンソス)とは、マルチクラウドやハイブリットクラウド管理に利用される。
ただ、Kubernetes(クバーネティス)と間違いやすいです。
Kubernetes(クバーネティス)はアプリをコンテナで管理します。

イメージ的には、Anthos > Kubernetesです。
「Anthos」が正解。

問題35:
仮想マシンの運用効率向上の問題。

Compute Engineは仮想マシンをクラウドで実行
Cloud Functionsはクラウドでアプリ管理。ただしサーバ管理不要。
Kubernetes Engine(クバーネティスエンジン)はアプリをコンテナで管理

オートスケーリングと自動更新とあるので、
「App Engine」が正解。

問題36:
オンプレミスからクラウド移行の要因についての問題。
クラウドの利点「アプリケーションの迅速なデプロイとテストが可能である」は頭に入れておきます。
「Google Cloudではビジネスアイデアを検証しながら、開発を進められる」が正解。

問題37:
安全アクセスの問題。
安全アクセスは「Cloud Storage」が正解です。非構造化データ(画像、動画)も扱えます。
Cloud Bigtableは、高機能。Cloud Spanner拡張性。Filestoreは高速処理。

問題38:
複数のリージョン管理の問題。
会計アプリケーションがヒント。金融などでも活用できるものは。
「Cloud Spanne」が正解です。

問題39:
ローリングアップデートの問題。
ローリングアップデートとは1台ずつOSを起動して、アプリ更新して時間がかかることです。
つまり、コンテナ管理することで、OS起動しなくても済みます。そのため、時間を短縮できます。
「Google Kubenates Engineを利用して、コンテナベースのアプリケーションへと移行する。」が正解。

問題40:
障害発生についての問題。
ピーク時に障害が発生するというのがヒントです。つまり、特定の時間帯にアクセス集中が発生するということです。
「需要に対して十分なサーバー数が不足している」が正解。

問題41:
パスワード管理に関する問題。
「Identity Platform」とは本人情報を管理するための環境(サービス)です。
「Identity Platform」が正解。

問題42:
ボトルネックの問題。
レイテンシー情報とは、アプリの遅延時間です。
ボトルネックとは、速度低下の要因です。
つまり、アプリの速度低下の要因を検出することが目的です。

「Cloud Trace」が正解。

問題43:
パフォーマンスを評価の問題。
メトリクス(性能)を評価、分析する必要があります。
「Cloud Logging」と「Cloud Monitoring」が正解。

問題44:
クエリ実行で課金されるサービスについての問題。
「BigQuery」が正解。

問題45:
サーバレスアプリの問題
「Cloud Functions」が正解。

問題46:
ダッシュボードに表示に関する問題
「Cloud Monitoring」が正解。

問題47:
複雑なワークロード移行に関する問題。
「ベアメタルソリューション」が正解。

問題48:
在庫トラブル改善に関する問題。
在庫システムをクラウド管理で解決させる。
「APIを介して、在庫システムとウェブサイトに接続する」が正解。

問題49:
Apigeeの特徴に関する問題。
Apigeeはアプリの構築、管理、監視などの機能がある。
「APIの使用状況の監視と分析」が正解。

問題50:
サービスレベル目標(SLO)に関する問題。
99.999%のSLOを達成するためには、ダウンタイム(サービス停止)時間は、
1年 (525600分) の 0.001 %で、525600 * 0.001 /100 = 5.256 分です。

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usatodo
仕事を充実させ、生活を楽しむ「仕事術」について模索中。人を助ける技術を伝承できるようなエンジニアを目指しています。うさみみが生えた白い生物が、日々、電子・情報処理技術に傾倒しています。趣味で気分転換に思い切った活動をしてしまうことも。サイトでは、生活に役立つ小ネタやスマホの豆知識など、いつもの暮らしがちょっとだけ便利になる情報をお届けします。

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